漆喰の外壁の玄関リフォーム・サッシ取り付け:新城市
- 物件スペック
- 所在地:新城市 曹洞宗龍泉寺
- 施工期間:お問合せ下さい
- 工事費用:お問合せ下さい
こだわり
お客様のご要望
『玄関らしくサッシをつけて雨が降り込まないようにしてもらいたい。』『両脇に下駄箱の設置もお願いしたい。』
ご依頼の理由
地元のお寺さんですので、地元密着の弊社にご依頼いただきました。
使用した素材
杉 桧 トステム玄関サッシ菩提樹
お客様の声
『思う通りに出来上がりよかったです。』
このリフォームのこだわりポイント
周りのわびさびの感じを生かし、元からそこにあったように見せました。前桁の端の虹梁(こうりょう:装飾的な梁)に彫り物を施しました。
この事例のポイント
リフォーム前の玄関
正面は庇つくりの玄関で、雨が降ると板の間や下駄箱が濡れたりして何とかならないかと悩んでおられました。
リフォーム後の玄関
4枚建の柳格子ですっきりし。周りの色合いとなじんでよかったです。前桁の端にお寺さんらしく虹梁を彫り、見た目にお寺らしく感じます。
リフォーム前の右そで
黒板などははずし、そこに有効利用を考えました。
リフォーム後の右そで
サッシの中に下駄箱を設置したので、これからは濡れる心配はなくなりました。 階段や杉の式台も磨いてもらい木目がはっきりしてよくなりました。
リフォーム前の左そで
柱のみだったの為、よくこちらから雨が降り込んで濡れていました。
リフォーム後の左そで
外そで壁を漆喰仕上げにしたことにより、元からその場所にあったかのように見せることが出来ました。取り付けは大工・左官の手仕事によるもので職人技が光ります。
玄関看板
欅の枝の輪切りで作りました。和尚さんに『接賓』と字を書いていただきました。『せっぴん』と読むのだそうです。
本堂全景と蓮の花
両脇の蓮が成長し、花を楽しむ和尚。咲かせるまでの水の世話の苦労が、開花することで報われ和ませてくれます。色々お世話になっているお寺さんのご紹介をさせて頂きました。
小林建築で手がけた12年前作の山門
木鼻の彫り物
地元のお寺さんということで、最初で最後の仕事だと思い建立しました。私共は宮大工ではない家大工の親方ですので、完璧ではないですが、本などで色々研究したり他をみてまわったりして手がけた大物件です。寺社建築には付き物といっていい『彫り物』が施してあります。木鼻など鑿(のみ)や鉋(かんな)による手作業です。
いろいろ参考にしながら、型をとって掘り進んでいくのですが、いま思うと感動物です。このときの『やりきる』というその思いは伝えたいですね。