天然木を使った和室の天井を作る際のこだわり
今回は無垢の天井板を自社で製作して現場で取り付けたものをご紹介します。
和室の天井は、印刷して貼り付けたラミ天井、薄皮を貼り付けた張天井と今回の無垢の板を加工した物と種類があります。グレード的にだんだん値段も価値も上がってきます。手間や木目の良さを感じてもらえたらと思います。
木材を加工
天井の幅・長さを決め材料をカット。今回は無垢材を使用します。
木は、建材として加工されてもその特性を失いません。 そんな無垢材の特性の一つが「調湿性能」です。夏場は湿気を吸収し、冬場は湿気を放出してくれるので、部屋の空気を快適に保つことが出来ます。
骨組み
骨組みと板をサイズごとに組仕上げます。
接着
板が反らないように、ボンドで貼り付けます。
2重台輪取り付け
部屋の天井のまわりに、2重台輪を収めます。
貼り付け
色々なサイズになっているので、順番に張っていきます。部屋の大きさの間で割付て幅を決めています。
完成
完成です。杉の大木が板になって木目もそれぞれ違っていて、無垢の躍動感を楽しむ事が出来ます。
いかがでしょうか?手間もかかりますが、他に同じ商品がないのも価値を生んでくれます。また、長年過ぎても味が出てきて楽しめるのも無垢の良さかもしれません。
コバ建築ならご予算に合わせたご提案ができますのでお気軽にお問い合わせください。